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山本石材店は丹波篠山にて1933年(昭和8年)に開業し、墓石・石碑専門店として地域に親しまれています。
2019-03-16

お彼岸のこと

こんにちは。丹波篠山城下町の石材店、山本石材店です。セガレが呟きます ε=┏(·ω·)┛

約1200年前に全国の国分寺の僧侶らが、春分の日と秋分の日の年2回、7日間に渡り仏をたたえてお経をあげたと伝えられています。それから次第に、一般の人にも「お彼岸」は広まったとされています。仏教行事ですが、インドや中国にはありません。

「彼岸」という言葉はインドで使われている言語の一つ、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)の漢訳で「到彼岸」の略だといわれています。 「彼岸」とは向こう岸を意味する言葉で、迷いの多い此岸(この世)に対して、仏の理想の世界である向こう岸、つまりは悟りの世界や浄土のことを言います。日本では、その浄土に渡るために、善事を行い、先祖に思いを馳せ、供養を行う期間を「彼岸」と称されるようになりました。

家族でお墓参りをする際には墓石や墓石周りを綺麗に掃除して、花や線香を供えます。このような経験をすることで人と人との繋がりを大切にする気持ちがはぐくまれるのではないかと思います。

お彼岸の時期の過ごし方として、家庭では仏壇を掃除し、新しい花や季節のもの、ぼたもちやおはぎをお供えして供養します。

毎年何気なく迎えているお彼岸ですが、このような文化が築きあげられた経緯を知った上でお彼岸を迎えることで先祖を敬う気持ち、そして人を思いやる気持ちを思い出させてくれる気がします・・・

当店では石碑・墓地・石の事の相談もお待ちしております。下記の連絡先までご連絡お願いいたします(^^♪

丹波篠山 ㈲山本石材店 079-552-0856

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