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山本石材店は丹波篠山にて1933年(昭和8年)に開業し、墓石・石碑専門店として地域に親しまれています。
2018-10-08

伊能忠敬・五国の足跡フォーラム レポート

こんにちは☆ 丹波篠山 城下町の石材店 山本石材店です。

1日目

2018.9.23-24に「伊能忠敬・五国の足跡 フォーラムIN 笹山領」が開催されました。健康福祉センターのホールがなんと満席!!五国の伊能忠敬の研究発表や活動報告・意見交換など大盛況で一日目が終了。

伊能忠敬笹山領測量の道 標柱を施工させていただいた御縁もあり、2日間参加してきました。満席の会場に、熱気あふれる研究発表、伊能忠敬ってこんなに愛されてるんやなぁ~…すごい。

今年は江戸時代の測量家、伊能忠敬(1745-1818)の没後200年、兵庫県政150周年記念の事業の機に伊能忠敬の足跡を振り返り、篠山市内の標柱をめぐるこのようなイベントが行われました。

伊能忠敬は49歳で家督を譲り、自分は第二の人生である測量家として歩み始めます。55歳から地図作りのため日本全国を歩いてまわりました。兵庫県に伊能忠敬が測量に訪れている様子は忠敬の測量日記に詳細に残っています。測量日記と各地区に残っている文献とを合わせて読み解き、当時どのように測量隊が行動していたのか?どこに泊まったのか?食事の内容は?などなど兵庫県の伊能忠敬の足跡を紐解き後世に伝えていきたいと発表されていました。また、忠敬の生き方が今日の生涯学習のお手本となるものとして、取り入れてはどうか、とか、忠敬のように歩くことで健康的に人生をおくることができるのではないか…われわれシニアにとってのお手本となる!などの発表もありました。ほかにも測量器具を再現(鉄鎖、梵天、測量旗)、測量再現実施、当時の測量技術の正確さも報告されていました。参加者のみなさんが楽しそうなのが印象的。

2日目

標柱をめぐるバスツアー こちらも満員御礼★

東コース・西コースに分かれて2台で回ります。私は東コースのカメラ係として参加。各所で地域のまちづくり協議会の方や歴史に詳しい先生方に解説していただけるという、歴史ファンにはたまらないバスツアー。500圓って、ほんとにお得でした。篠山に住んでるけど、知らないことがいっぱいで驚きの連続。たとえば…「波部」さんは「波々伯部」さんの真ん中2文字をとったんやで…とか、ご詠歌によく出てくる巡礼道がこのあたりを通ってたんやで…とか、宮田のあたりが一番人口が多かった時代もあったとか… 歴史って面白い!

企画してくださった伊能忠敬笹山領探索の会の会長さんをはじめ会員のみなさん、ありがとうございました。

 

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